永久歯がすべて生えそろい、永久歯列が完成となるのが13~14歳ごろです。また顎の骨は、上顎骨の成長発育が10歳ごろで終了するのに対し、下顎骨は身長が伸びている間いっしょに成長発育が続きます。そのため顔貌骨格は女子で高校生ごろ、男子で大学生ごろまでは成長発育による変化があるので、不正咬合の状況により顎骨の成長発育も考慮して矯正治療を行う必要があります。 子供の頃から矯正治療を開始する意義 単純な年数で考えれば当然、永久歯列が完成した後の人生の方がそれまでよりもとても長いものになるので、矯正治療のゴールも、永 ...