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矯正の治療方針 矯正治療全般

2025/4/10

セラミック矯正とは、矯正治療のことではない

ある時期テレビCMでも「セラミック矯正」という言葉が頻繁にきかれました。web検索でもかなりの数の歯科医院で「セラミック矯正」という言葉で広告がされていますが、「セラミック矯正」を「矯正」と表現しても良いものなのでしょうか? 矯正治療とは何か 「矯正治療」というのは歯を動かして歯並びやかみ合わせを整える治療のことです。自身の歯で歯並びや噛み合わせを改善できることが主な利点の一つです。しかし矯正治療には年単位の長期間を要し、その期間マルチブラケット装置などの固定式の矯正装置を装着するか、そうでなくてもインビ ...

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矯正の治療方針

2020/12/10

歯列矯正・抜歯は必要?不必要?判断の仕方と理由

矯正治療では、抜歯という話がよくでてきます。歯列矯正ではなぜ抜歯という話がでてくるのかを考えてみます。 矯正治療には、抜歯は必ず必要?  全ての患者さんに抜歯が必要なわけではない 矯正治療をするのに抜歯が必ず必要なわけではありません。抜歯が必要となる患者さんと、抜歯が不必要な患者さんと、それぞれの不正咬合の状況により異なります。矯正治療で抜歯を必要とするケースは主に、・歯並びのデコボコがある程度以上・上下の歯並びの前後のズレ(出っ歯や受け口)がある程度以上・歯並びの左右のズレ(正中のズレ)がある程度以上な ...

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矯正治療全般

2025/1/10

矯正治療のクリニック選び、比較検討のポイントは?

ひとくちに矯正治療といってもさまざまな形があります。クリニックにより治療の体制や、ときに内容なども異なります。自費診療の矯正治療では費用もクリニックにより違いますので、患者さんにとっては何を比較して検討したら良いのか、とてもわかりにくいものになっています。年単位以上に長期間通う矯正治療、比較検討にはどのようなポイントがあるでしょうか。 長期の通院がしやすい生活圏内での比較検討が基本 矯正治療は、最頻で月に1回程度の通院間隔ですが、治療期間が数年単位の長期に及びます。その間に応急的な臨時の診察などもありえま ...

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大人・永久歯列の矯正 矯正治療全般 裏側・舌側矯正

2020/12/10

裏側・舌側矯正:治療が始まるまでのながれ

歯の裏側にブラケット装置を装着して行う舌側矯正は、表側の装置での矯正治療といくつか事情が異なるり、表側にブラケット装置をつける矯正治療よりも治療を難しくするポイントが増えてしまうという特徴があります。 歯の裏側は矯正医からも見えにくく処置をおこないにくい歯の裏側は、歯の形がとても複雑表側に矯正装置をつけたときと、歯の動き方の事情が異なり裏側の方が難しい... このような治療を難しくするポイントをカバーするために、治療開始当初から様々な工夫が必要なので、療開始までのながれも表側の矯正装置の場合と異なってきま ...

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矯正治療全般

2025/3/13

セカンドオピニオン・その意味とあり方を考える

セカンドオピニオンとは、患者さんにとって適切で納得のいく治療法を選択できるように、 治療方法や治療の進行状況など、現在診療を受けている担当医と別の医療機関に客観的な視点での意見を求めることをいいます。セカンドオピニオンは、治療方法や信頼関係などへの患者さんの不満を裏付けるためのものではなく、最善の治療方針を選択をするための建設的な手段のひとつとして存在します。歯科医院のホームページなどのあちこちでも「セカンドオピニオン随時受け付けます」という文言がみられる時代になりましたが、セカンドオピニオンという言葉の ...

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矯正治療全般

2025/1/10

矯正治療費用を医療費控除で節約しよう!

健康保険適用外の自費診療(自由診療)の矯正治療も医療費控除の対象です。制度を正しく活用して矯正治療費用を節約しましょう! 医療費控除とは 1年間に支払った医療費が世帯全体で10万円を超えた場合、10万円を超えた分が所得税の対象から控除されます。確定申告の際に、1年間の医療費を合計して申告するのが基本的な手順です。万が一申告忘れの場合も5年間は遡って申告することが可能です。通院の際の交通費(公共交通機関)なども対象ですので、病院やクリニックでもらった領収書、交通費、処方された薬代など、すべて保存しておきまし ...

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子供の矯正 矯正の治療方針 矯正治療全般

2020/12/10

タイプ別 子供の矯正・不正咬合の種類と治療方法(3)

【タイプ別 子供の矯正・不正咬合の種類と治療方法(1)】では、横顔のバランスに関連の深い上顎前突と下顎前突の子供の矯正について、【タイプ別 子供の矯正・不正咬合の種類と治療方法(2)】では前歯の噛み合わせの深さにかかわる不正咬合、過蓋咬合と開咬について説明しました。このページは【タイプ別 子供の矯正・不正咬合の種類と治療方法(3)】として、歯並びのスペースに関わる不正咬合である、歯並びのデコボコと空隙歯列(すきっ歯)について説明します。 歯並びのデコボコ・子供時代の対応 歯並びのデコボコというのは要は、歯 ...

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子供の矯正 矯正の治療方針 矯正治療全般

2020/12/10

タイプ別 子供の矯正・不正咬合の種類と治療方法(2)

【タイプ別 子供の矯正・不正咬合の種類と治療方法(1)】では、横顔のバランスに関連の深い上顎前突と下顎前突の子供の矯正について解説しました。本ページはひきつづき【タイプ別 子供の矯正・不正咬合の種類と治療方法(2)】として前歯の噛み合わせの深さにかかわる不正咬合、過蓋咬合と開咬について説明します。歯並びのでこぼこや空隙歯列など、歯列のスペースに関わる不正咬合については、この次の【タイプ別 子供の矯正・不正咬合の種類と治療方法(3)】で解説します。 噛み合わせの「深さ」は適度なことが重要 前歯の噛み合わせの ...

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子供の矯正 矯正の治療方針 矯正治療全般

2020/12/10

タイプ別 子供の矯正・不正咬合の種類と治療方法(1)

子供の歯並びではどうしてもデコボコばかりに目がいきがちですが、不正咬合には様々な種類があり不正咬合に適した矯正治療とすることが大切です。歯の生え変わりをはじめとして、顎の骨の成長時期なども考慮して矯正治療方針を選択します。永久歯列が完成し、歯列矯正が可能となる前の成長期に、準備的に矯正治療をしておくことで不正咬合をやわらげ、より良い矯正治療結果が得やすくなります。反対咬合の場合には4~5歳〜、それ以外の不正咬合は上顎4前歯が永久歯になったころに矯正歯科にいちど相談するとよいでしょう。前歯の噛み合わせの深さ ...

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矯正の治療方針 矯正治療全般

2020/12/10

矯正治療でなぜ抜歯が必要か

・矯正治療でおこなわれる抜歯は、でこぼこの解消のみが目的ではありません。上下歯列の位置関係をあわせるため、前歯を後方に下げて口元を下げるため、など様々な理由で抜歯をします。・抜歯、非抜歯いずれの方針でも、それぞれの患者さんに適切な方針であることが重要です。・一般的な矯正治療での抜歯部位は第一小臼歯が第一選択とされることが大多数ですが、歯並びやかみ合わせの状態、虫歯や歯周病の状態など、それぞれの患者さんにとってもっとも良い結果となるように抜歯する歯を検討します。 どのような不正咬合で抜歯が検討されるか 歯並 ...

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矯正の治療方針 矯正治療全般

2020/12/10

歯の矯正・歯科矯正治療にはまず「診断」が大切

・自分の希望をしっかり矯正医に伝える、プラス矯正医の考えをよく聞く・気になる点だけを治すというよりは、全体を総合的に考慮した矯正治療のしかたが大事・セファロ分析など、矯正診断の基本事項を省略しない矯正診断が望ましい 歯の矯正治療が必要な患者さんとは? 歯並びや噛み合わせに問題があることを「不正咬合」といいます。歯科治療の中でこの「不正咬合」の治療をおこなうのが矯正歯科で、最終的な目標は「それぞれの患者さんの歯並びや噛み合わせを、顔全体ともバランスの良いきれいでよく噛める状態」にすることです。でこぼこがなけ ...